純金の価格

純金の取り引きは他の金融商品とも密接に関係しています。

金の価格変動は当然ながら金自体の価値の変動によるものです。しかしそれだけではなく株や預金などの金融商品とも密接に関係しています。最も簡単に(雑に)その関係を述べるとすれば、『景気が悪い時には金の価格が上がる』ということが言えます。

『株』というのは、会社の経営悪化や倒産により価値を失ってしまうことがあり、リターンが大きいですがリスクも高いです。逆に『銀行預金』(日本国内の場合)は、金利が非常に低いためリスクは低いもののリターンもあまりありません。

これに比較して『純金』がローリスク・ハイリターンであると言い切ることまでは出来ません。しかし、株のように 突然の暴落などという心配はほぼありません。また、正確な数字で表すのは非常に難しいですが、銀行預金の金利と比較すれば、よりよい金融商品であると言われています。

それらのことにより、1)金への投資が増える、2)金の需要が更に高まる、3)金の価格が上昇する、という良循環が生まれるわけです。

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